MotionBlurFx Iwa
● 概要
モーションブラーを生成するためのエフェクトです。
「現在のフレームの前後の、シャッターを開放している時間」を指定すると、
その間のオブジェクトの軌跡に合わせてブラーをかけます。
iwa_BokehFxと同様、RGB値を露光値に変換してからブラーをかけますので、
ハイライトの部分はぼかしても明るさを損なうことがありません。
● 入力ポート
● パラメータ
- Reference Object, Index : 動きを追うオブジェクトを指定します。
"Own Motion"に指定している場合は、入力画像のカラムの動きを追跡します。
- Shutter Start : 現フレームのどれくらい前からシャッターを開放するかを指定します。
単位はフレームです。値が大きいほど、大きくブラーがかかります。
- Start Value : シャッター開放時のブラーフィルタの強度を指定します。
- Start Curve : シャッター開放時から現フレームまでのブラーのかかりかたを指定します。
デフォルト値は1で、ブラーフィルタはリニアに変化します。
- Shutter End : 現フレームのどれくらい後にシャッターを閉じるかを指定します。
単位はフレームです。値が大きいほど、大きくブラーがかかります。
- End Value : シャッター閉鎖時のブラーフィルタの強度を指定します。
- End Curve : 現フレームからシャッター閉鎖時までのブラーのかかりかたを指定します。
デフォルト値は1で、ブラーフィルタはリニアに変化します。
- Trace Resolution : シャッターの開いている間の、オブジェクトの軌跡をを追跡する細かさを指定します。
この値が1だと、曲線で移動しているオブジェクトでも、軌跡は直線になります。
- Hardness : フィルムのガンマ値。RGB値と露光量の変換に用います。この値が大きいほど、ハイライトが強調されます。
- Zanzo Mode : ONのとき、滑らかなブラーの代わりに、"Trace Resolution"の細かさで追跡した位置に、
飛び飛びに残像を描画します。